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体を使わないでいると、徐々に機能が低下してしまいます。足腰が弱くなると、家に閉じこもりがちになり、ますます状態を悪化させ、介護が必要な状態となってしまいます。
いつまでも住み慣れた地域で、自分らしく元気に生活を続けるためには、心身の機能低下(加齢)のサインに早く気づき、運動やバランスのよい食生活、社会参加に積極的に取り組むことが大切です。
フレイルとは、加齢とともに活動能力がじわじわ低下し、介護が必要になる危険性が高い状態のことを指します。
食生活を見直す、運動や社会参加に積極的に取り組むことで健康な状態に戻ることができます。
25問の簡単な質問に 「はい」 「いいえ」 で答えることで、「運動機能」、「栄養」、「口腔機能」、「生活機能」、「閉じこもり」、「認知症」、「うつ」の7つの機能や症状についてチェックすることができます。
「介護予防・日常生活支援総合事業(通称:総合事業)」とは、高齢者が要介護状態などになることを予防し、地域で自立した日常生活を続けていけるように支援するための事業です。
総合事業には、要支援1・2の認定を受けた方や、基本チェックリストにより生活機能の低下が見られた方(事業対象者)が利用できる「介護予防・生活支援サービス事業」と、65歳以上のすべての方が利用できる「一般介護予防事業」があります。