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佐渡出身の漫画原作家 赤坂アカ先生よりキャラクターデザインを手がけていただいた、佐渡の博物館マスコットキャラクターの名前が決まりました。
令和4年10月20日から11月20日にかけて名前を募集したところ、全国から178名の方よりご応募いただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
【男の子】
蒼井 零
◇読み仮名:あおい れい
◇選考理由: 佐渡の豊かな自然を表し、響きから青い海を連想させるさわやかな名前で、知的なイメージにも合っている。壮大なイメージをもつ「蒼」や、「無限」「起点」といった意味を見出せる「零」には、研究者という大きな目標に向かって、限りなき探究心で進んでいく彼の人生の始まりという意味を込めた。
◇応募者: 福岡県北九州市 ペンネーム ライライさん
採用を受けてのコメント:「自分なりに色々な思いを込めて名付けさせて頂いたので、皆さまに親しんで頂けたら嬉しいです。」
◇応募総数:171件
【女の子】
姫埼 美海
◆読み仮名:ひめさき みう
◆選考理由: 姫埼灯台を由来とする「姫埼」には、光を届けてくれる存在で、佐渡への玄関口のシンボルとして「おもてなし」の意味を見出すことができ、ガイドを目指す明るい性格の彼女のイメージと合っている。「美海」は佐渡のきれいな海を連想させ、可愛らしい印象にぴったりである。
◆応募者:新潟県加茂市 ペンネーム やっくんさん
採用を受けてのコメント:「名前の採用大変光栄です。イメージに合った名前を考えたつもりなので、幅広い世代・人に愛されるキャラクターになってもらえたら嬉しいです。」
◆応募総数:173件
名前案の選考では、公募により選ばれた5名の選考委員により、慎重かつ活発な審議が行われました。
キャラクターのイメージに合う、島内外の皆さんに親しまれる名前はどれだろうか・・・? 応募者の皆さんの思いがつまったたくさんの名前たち。その中から1つを絞るにあたっては、選考委員の皆さんも頭を悩ましました。
佐渡に関連するキーワードが入っていることや、子どもや高齢者の方にも読みやすい、分かりやすい名前であることなどを重視し、ついに名前が決まりました。
キャラクターに対し様々な思いや期待を込めて、真剣に名前を考えてくださった応募者の皆さまに、深く感謝を申し上げます。
2人の名前から共通してイメージされる「海」は、佐渡島のなりたちに寄与した存在です。様々な人々や文化も海を経由して佐渡に入ってきました。海は、佐渡の歴史や今日の佐渡の人々の生活の形成に深く結びついているといえます。
蒼井零と姫埼美海も、これから佐渡の文化や博物館の情報を発信し、人と文化の交流を生み出す存在となることを目指していきます。2人の今後の成長と活躍を温かく見守ってください。
2人には佐渡博物館で会えます!ぜひお越しください。